昨年11月に参加した、添乗員になるための研修旅行。
台湾での旅のようす、最終回です。
台湾では、龍山寺というお寺を見学いたしました。
龍山寺は清時代の1738年に、福建省からの移民によって建立されました。
鮮やかな色彩の屋根や龍の装飾は中国やそして日本の沖縄のものとも共通点があり、文化のつながりを感じます。
中部は、ロの時になっており、たくさんの神様が祀られております。
入場する前に、恋愛や、学業、商売運などのそれぞれの神様がどこにいらっしゃるかなどの説明をうけましたが、、、、配置は忘れました。お参りする際はしっかりと確認してくださいね。
私は、商売の神様をお参り。あれもこれもは欲張りと思いましたので、商売の神様にだけ、お願いをしました。
ここ龍山寺でのおみくじの引き方はとてもユニークです。
引けないこともあるのです。
まず、神様にご挨拶をします。
台湾の神様には必ず、お願い事の前に、名前、住所、年齢を告げなければなりません。
そうしないと、神様はどこにお助けに行けば良いのかわからなくなってしまうのです。
龍山寺の中には、ジャオペイという赤い三日月型の木片が置いてあります。
(画像はネットから拝借しました。)
このジャオペイ、裏と表があり、1方は平らでもう一方は丸みがあります。
まず、神様に、おみくじを引いていいかお尋ねし、ジャオペイを2つ地面に落とします。
ちょうど、上の写真のように、裏と、表が一つずつ出ると、答えはYES。
おみくじを引くことができます。もしここで、裏と裏、表と表など、二つとも同じ面が出てしまった場合は、この日はおみくじを引くことができないのです。また日を改めて、お参りすることが必要です。
私は、裏と表が一つずつ出たので、おみくじは引いて良いとのこと。
次は、神様の前に置いてある、日本でもお馴染みの数字の入った棒を引きます。
そしてその後、
「この番号のおみくじでもいいですか?」 神様にお尋ねしながらジャオペイ3回落とします。
3回連続で裏と表が出たら、そのおみくじの番号が正しいので、はこからその番号のおみくじを引き出しからいただきます。
だがわたしはここで、、、、、3回連続で裏表が出ない無限ループに陥ります。
3回連続で裏表が出ない場合は、おみくじ棒を引き直し、また3回ジャオペイを落とします。
、、、、何度やっても3回連続ででない、、、、冗談抜きに20回近く新におみくじ棒を引きました。
最初におみくじを引いていいかお尋ねした時は1回で裏表が出たので、今日、何がなんでも引いて帰らないと行けないのに、、、、そろそろ集合の時間。
集合時間ギリギリで、3回連続で裏表が出たので、やっと、おみくじをいただきました。
結果はこちら。
JCG(現地日本語ガイドさん)に意味を聞いてみると、地道にやっていくことが大切とのこと。
はい、こつこつ少しずつ、旅行に行けない方々の力になれるよう精進して参ります。
おみくじに奮闘しすぎて、お寺の中の他の神様にはご挨拶がほとんどできませんでした。
また、訪れたいですね。
台湾で見つけた、非常通報ボタン。
日本語で言う、救急が、求救。
救いを求める、ってこちらの方がわかりやすいなと、思わず写真に収めてしまいました。
(もっと観光地の写真を撮るべきだとおもうのですが、、、、)