みなさまご無沙汰いたしております。
数日前に帰国いたしました。
今回は、中東の国を中心に1ヶ月半ほど滞在しておりました。
隠さずに申し上げると、大方の目的はプライベートでのリフレッシュ休暇です。
このタイミングで出かけることは、大学病院で勤務をしている頃から計画をしており、それを励みに頑張ってきました。
しかし直前になり、パレスチナ・ガザが戦闘状態となり、中東情勢が不安定になってまいりました。
直前まで代替案を用意しながら、結局は予定どおりに中東アラビア半島へ旅立ちました。
プライベートで楽しむことはもちろんですが、トラベルアテンドドクターとなった今、視点はやはり以前とは異なるものとなりました。
バリアフリー対応となっているか、なっていない場合は何をしたらお客様をお連れできるか、また、日本ではあまり馴染みのない観光地でも、ここなら歩行が難しい方にも楽しんでいただけそう、ここなら現地サポートを期待できるなどと、綺麗な景色を眺めながらもそんなことを考えている自分がいることに少し驚いたりもしました。
私の生きがいは旅行であり、旅行のために生きております、働いております。(笑)
この旅行があるからここまで頑張れました。そして帰ってきた瞬間から、また旅行に行けるように、日々頑張ろう、お金を貯めようと思うのです。
L. Joueney JAPANはいよいよ4月から、サービスを開始いたします。
たくさんの方々と日本各地、世界各地にお出かけできると思うと、とてもワクワクします。
本日はポストカードのお話を。
(アルバニアのポスト)
私は、世界各地から、家族や知人にポストカードを送っています。
以前3年間放浪していた際には、幼稚園や老人ホームにも送らせていただき、旅のワクワクのお裾分けをしておりました。
上の写真は、ポストカードを送っていた幼稚園に講演をしに行った時です。送ったポストカードを全て貼り出してくれていました。
これまでに100カ国近い国からポストカードを送っているのですが、、、、これが結構大変だったりするのです。
(過去の旅行フィジーにて投函)
まず、ポストカードを売っている場所が極端に少なく、お店で聞いてみるとポストカードの存在を知らず、封筒と便箋の売り場に案内されることがあります。今回、イランがそうでした。町中を歩き回ってもみつからず、最後にダメ元で入った郵便局で購入できましたが、周りが色褪せた、何十年も売れていなかったであろう代物でした。ちなみにもう日本に届いています。
国際郵便の代金がかなり高額で1枚のポストカードを送るのに1000円近くかかることもありました。(中東各国)
また、切手の枚数が尋常じゃない数になり、貼る場所が足りずせっかくの絵葉書の絵柄上に何枚も貼らなければならなくなったこと。(インド)
郵便局が破綻しており、DHLという民間の国際運送会社から送ったこと。(グアテマラ)
ポストがない国も多くあります。投函は全て郵便局の営業時間に窓口で手渡しです。どうしても土日にかかってしまい自分で出すことができず、宿のスタッフにお願いして投函してもらったこともありました。
私は、屋外にあるポストは治安をみる判断材料になると思っています。
治安が悪い場所(国)にはそもそもポストがないし、壊れてゴミが入っているようなところは、日中でも近寄ってはいけない雰囲気があります。
そして、今回最大のびっくりは、サウジアラビアです。
ポストカードは1件だけ売っているお土産屋さんを発見し購入できました。
いざ出しに郵便局に行くと、、、、宅配個包用の伝票を渡されました。要は小包に入れて送れというのです。
英語が通じないためよくわからず、別の郵便局に行ってみました。すると、そこでは、ポストカードは大都市の郵便局からしか出せないというのです。
仕方ないので、3度目の正直、大都市で大きな郵便局に行ったところ、、、、まだ個包用の伝票を渡されました。 サウジアラビアにポストカードのサービスはない!と言い切られました。しかも1枚送るのに箱に入れて4500円、、、。これは高すぎて断念。日本に帰国してから、日本の切手を貼って投函しました。
ポストカードを選ぶのも楽しみの一つです、1枚でその国の良さがわかるものや、子供達に贈るものはその国に興味を持ってもらえるようなものを選んでいました。(そもそもの選択肢がほとんどない国もありますが。)
次回の旅ではぜひみなさまもポストカードで大事な人に旅のワクワクのお裾分けを。