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🇪🇬エジプト🇪🇬 ピラミッドだけではないエジプトの魅力

こんにちは。代表旅レポートは、ヨルダンを超えて、エジプトに突入です。

エジプトへの訪問は実に4度目です。

おそらく私が5歳くらいの時に”外国”として初めて認識したのがエジプトだったと思います。

ピラミットがあって、ミイラがいる国。そんな印象でした。

初めて訪れたのは大学1年生の時です。バイトをして、お金を貯めてバックパックを背負っていきました。初訪問から約14年。前回の訪問から7年、、、、エジプトは全く変わっていません。

旅人の間では世界三大ウザい国とも言われていますが、、、、しつこい客引き、交通マナーの悪さ、無駄に鳴らすクラクション、列に並んで待つことができないせっかちさんたち、まちなかのゴミ、異臭、、、相変わらずです。

 

エジプトといえば、ピラミッド、スフィンクスにミイラ、クレオパトラにツターンカーメンですが、それだけではないのです。

私が一番おすすめなのは、ダハブという、紅海のダイビングリゾートです。私は3度目の訪問です。

とにかく海が美しいのです。

そして、ビーチサイドにはおしゃれ可愛いカフェがいっぱい。

”恋するダハブ”と呼ばれていて、その開放的な雰囲気と、物価が安く長期滞在しやすいこの町は、恋人同士がよく恋に落ちてしまうようなのです。

 

イスラム教国を旅していたので、ずーっとお酒が飲めなかったのですが、エジプトではアルコールが販売されています。

久しぶりのビールの美味しいこと。

 

また、ダハブは世界で一番安くダイビングライセンスが取れるスポットとも言われていました。

私もここダハブで、PADIのレスキューダイバーライセンスまで取得しました。

ダハブのいいところは、ボートで沖に行かなくても。ビーチエントリーで潜れるスポットが多数あることです。

ビーチから入って、ほぼ100%ニモに会えます。透明度が高くカラフルな熱帯魚がたくさんいて絵画の世界に迷い込んだかのようです。私がこれまで潜ったスポットの中ではダントツの美しさです。

1タンク25ドルで潜れるとか、日本じゃ考えられないですよね。今回も4ダイブしました。

カフェでお茶していると、たくさんのダイバーが潜っていきます。

 

現在は、7年前に訪れた時よりも全てが値上がりしており、後述しますが、スエズ運河が通れないため特に輸入品がとんでもないになっていました。さらに円安も相まって、350mlの缶ジュース1本850円!!!

旅人がその街を気に入って、先に進めなくなることを”沈没”というのですが、ダハブは沈没スポットとして有名でした。私も前に訪れた2回とも2週間ほど沈没していました。可愛いカフェがあって、当時は物価も安い。安宿も1泊500円くらいでした。しかし、今この物価だと、なかなか長期滞在は難しいように感じました。

 

 

ダハブの次に訪れたのはイスマイリアという街。

ここにきた理由は、世界3大運河のひとつ、スエズ運河を往来する船を見るためです。

ここでちょっとしたトラブル。とある予約サイトから、1泊9000円の宿を予約しました。しかし到着後にフロントで、この価格は、エジプト人用の価格なので、外国人は、さらに5000円支払わないと止まれないと言われました。予約サイトにはそのような記載は一切ありませんでした。近くに別のホテルはなく、夜も遅かったため、差額を払って泊まりました。帰国後に、予約サイトに問い合わせ、現地で払った差額分は返金されました。

ホテルの前はスエズ運河。船の往来を待っていたのですが、待てども待てども船は1隻も通りません。

本来であれば、1日に平均50隻ほどの船が通るはずなのですが、炎天下の運河沿いに4時間張り込んで通ったのは、タグボート1席のみです。

スエズ運河は、もともとあった湖をつなげて作られたため、パナマ運河のような閘門(水位の違う水路を通るための水槽)がありません。ですので、ごく一般的な大きな川のように見えます。

本来であれば、この運河を平均で1日に50隻ほどの船が往来します。

運河の通航料は1隻で5000万円ほどするそうなのです。そしてこれはエジプト政府の重要な財源であり、エジプトへの輸入品はこの運河を通ります。この運河を通ることができないため輸入品が高騰しているのです。

 

どうして船が往来しないのでしょうか、、、

パレスチナのイスラム組織ハマスと連携を掲げるイエメンの反政府勢力フーシ派が紅海を航行する商船を相次いで攻撃したり、威嚇行為を行なっているからです。この攻撃を避けるため、多くの商船はアフリカ喜望峰を回るルートへ迂回しています。そのため運送費の高騰や商品の到着遅れが生じ、世界的に物価高を招いています。

近隣国の戦争の影響は、エジプトにも及んでいます。

旅を楽しむ一方で、日本ではニュースの画面の向こうと思っていた出来事をさらに身近に感じることで、悲しさや虚しさに襲われることがあります。

 

エジプト第二の都市、アレクサンドリア。地中海に面した観光都市です。紀元前3世紀にギリシア・マケドニアのアレクサンドロス大王によって征服・建設された街です。この地にある図書館は、アレクサンドロスによって建設され、世界最古の図書館と言われています。

建物は、おそらくイギリスの植民地時代からあったものと思われます。年季が入っていますが、ずっしりと荘厳な印象。

泊まったホテルもそんな古い建物の一角にありました。

エレベーターがドア手動。タイタニックの映画の中で出てくるやつみたい。

ホテルの廊下。天井が高くて、ヨーロッパの古い建物にいるようです。

 

街歩きはやはり楽しい。

八百屋さん。車のボンネットに乗せて売られています。

集合住宅団地の中にある羊の餌場。柵などはなくて、文字通り放牧。

交通マナーはとんでもなく悪くて、車線なんて有ってないようなもの。路面電車も走っているのに事故にならないのが不思議。

とりあえずクラクション鳴らすのどうして?とーーーーーってもうるさいです。

 

そしてちょっと怖いのが、、、、

高層マンションが明らかに傾いているのです。真ん中あたりから。

こちらのマンションも、前屈み。隣の建物との隙間が上に行くほど広がっていきます。

恐ろしいのは傾いているのに高層階にも人が住んでいることです。

 

そして、最終目的地、エジプトといえば、、、、

ギザのピラミッドとスフィンクス。

これは宿泊したホテルからの景色です。本当にピラミッドの目の前なのです。

そしてホテルのお値段はさほど高くないのです。(朝食付き2名で5000円程度)

ルーフトップにあるレストランで、朝焼けに染まるピラミッドを見ながら食べる朝食はもうそれだけでご馳走。

基本的にはビュッフェスタイルでしたが、ファラフェルというエジプトの郷土料理のファラフェルは各テーブルに揚げたてのものを運んできてくれました。

 

さて、ここで夫の陸路が日本から喜望峰までつながりました。中東陸路旅ゴールです!!!

サウジアラビアをレンタカーで効率よく巡ることができたため、当初の予想より3週間近く早く終わりました。

日本に帰りたい気もするけど、、、、次にいつ長期休みが取れるかわかりません。もう少しだけ、行こうか?

 

とういうことで、ボーナスステージに突入です。

 

 

 

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