こんにちは。
今年の北海道の冬は、比較的暖かく、雨が降っていたと思えばいきなり、ドン!っと雪が降ってみたりととっても不思議です。
出張先の宿舎の屋根から、ときおり雪のかたまりが軒下へと落ちてくるのですが、その音に毎度おどろきます。
地震ではないか、と心臓がバクバクします。
さて、11月の末に参加した、総合旅程管理主任者の実務実習のレポート最終回。
行く前に予想していたよりもはるかに楽しい旅行となりました。
観光というよりも、実習参加者との出会いが、とても印象に残っています。
今回の実習ツアーはコロナ禍が明けて初めての開催となったため、この数年間参加できていなかった方がたくさんいたため、別々の日に2ツアーが出発しました。
私も、研修講座は終了しておりましたが実務実習を行なっていないため、資格は保留状態でしたので、開催されることを心待ちにしていた一人です。募集が発表されたその日に申し込みを済ませました。
参加者は、約30人。バックグラウンドは本当にさまざまです。
アラフォーの私は、おそらく最年長だと思いながら参加しましたが、なんと、むしろ若い方でした!
国内添乗を行なっているベテラン添乗員さんやインバウンドガイドをしている方から、定年退職後のセカンドキャリアに旅行業界を選んだ方、会社や個人事業を経営しており、すでに行なっている自社のサービスに旅行やガイドツアーの要素を織り交ぜて新しいサービスを行おうと参加された方など、本当に様々です。皆さん、一芸お持ちというか、とにかく深みのある方が多かったです。
経営者の方が多くいらしたことも、スタートアップのひよっこ代表取締役の私には、とても新鮮でした。
やはり、アイディアや行動力が凄いんです。挑戦することが好きというか、、、思い切りが良いと言うのか、、、
私も負けていられません。明日には一段でも階段を上がっているようにと、とにかくトライをしなければ。
勤務医をしているときには、なかなか他の職種の方々とフランクに話せる出会いはありませんでした。
そしてやはり、みなさん旅行が好きなんです。
旅行好きの人って、オープンマインドな人が多く、新しい物好きな印象を勝手に抱いていて、打ち解けるのは容易です。
実務研修なのですが、夜は、グループを作り、お食事に出かけたり、移動中のバスの中でも、自然といつも違う方とお隣になり、様々なお話が聞けました。
本当に面白い方々ばかりで、まさに大人の修学旅行でした。
大人になっても、団体でこんなふうに旅行を楽しむことができるのだなと、正直驚きでした。
そして大人もきっと、欲しているんです、こういう学生時代のノリ。
心の底から楽しかった研修でした。
しかし、これほど旅行に精通した、添乗員を目指す参加者のグループでも様々トラブルや予定変更は起こります。
今回は、実習でしたので、自分一人で解決するのではなくグループ内で協力して役割分担したり、講師の先生が都度助け舟を出してくれました。
しかし、実際の添乗業務では、添乗員は一人。一人で対応、解決しなくてはなりません。
例えば、ただ観光スポットを歩くだけでも、参加者それぞれに歩くペース、観覧ペースがあるため、団体は、どんどん大きく広がっていき、添乗員一人では団体全体を見渡すことができなくなります。
急病人が出た場合、添乗員がその方の対応につきっきりになると、その間ほかの参加者は宙ぶらりんになってしまいます。
「どんなツアーでも一つ二つトラブルは起こる。何も起きないと、最後にとんでもないことが起こりそうで逆に怖い。」
様々なトラブルに対し、常に頭はフル回転で、なおかつ参加された方が一つでも良い思い出を作って帰れるようにと心もフル回転。
ツアーコンダクターさんのお仕事は、たくさん旅行ができて楽しそう!だけではできないお仕事だと身をもって感じたのでした。
弊社では、お客様の人数や、おからだの状況によって、介護や看護スタッフの人数を増やしてお出かけしますので、ご安心くださいね。
最後に、同じ研修班のメンバーと。(写真掲載許可いただいております。)
ベトナム・ハノイ市内観光の日に添乗業務を行いました。
複数の観光スポットを訪れたので人数確認や、集合時間・場所のアナウンスがたくさんありましたが、、、
協力して楽しくできました。
ありがとうございました。また、一緒にお仕事できたら嬉しいです。