※お客様より、写真の掲載許可をいただいております。※
愛媛県よりお越しの4名様。50代から80代の旅行大好きなお仲間さんです。
脳梗塞の後遺症があり、車椅子を利用されているお客様が2名様。
毎年、年に1回、みなさんで旅行をされているそうです。コロナ禍前には、海外にも行かれたそうです。
みなさん、グルメでお酒が大好き。笑顔に溢れ仲の良さが伝わる、とても素敵なお仲間です。
お目にかかった瞬間に、私もみなさんのようにいつまでも、体に何があっても笑顔で旅行に出かけられる人生を送りたいと羨ましく思ったのです。
今年の旅行先に選んでいただいたのは、北海道の函館と小樽。私の得意分野です!
今回のお客様は、ご自身で飛行機にて函館にいらしていただき、空港でお出迎えさせていただきました。
函館滞在中のアテンドを、弊社で担当させていただきました。
事前に何度かZOOMで打ち合わせをしていただので、初対面のような気がしませんでした。
私も、皆様にお会いできるのを楽しみにしておりました。
初日は、到着も夕方であったため、ホテルにチェックインをしあらかじめご希望をお伺いし、おすすめさせていただいたお食事どころへご案内。
函館近隣の海の幸、山の幸をたくさん召し上がっていただきました。
翌日は、ホテルで朝食をお召しあがりいただき、いざ、函館観光に出発です。
函館のホテルはどこも朝食バイキングが豪華です。
ご自身で、好きな具をご飯に盛り付け、お好みの海鮮丼を作っていただけます。
朝食を思う存分楽しんでいただくため、ゆっくりめの11時より街歩きをスタートです。
まずは、函館を代表する観光スポットの一つ、五稜郭へ。
内地からいらっしゃると、北海道はやはり気温が低いため、ジャケットをご持参くださいとお願いしていたのですが、この日はむしろ暑いくらい。
私も急遽、普段の救急キッドの中に、保冷剤やネッククーラー、タオルなどを用意して出発しました。
まずは、五稜郭タワーに登り、上から五稜郭タワーの全体像を見ていただきました。
五稜郭タワーのアトリウムにある土方歳三の像。
実はこの土方さん、右側から見るのと、左側から見るのでは、お顔の表情が違うんです。
新撰組時代の鬼の副長としての怖い印象の表情、箱館戦争中の母のような暖かく優しい印象の表情。どちらがどちらかわかりますか?
五稜郭を上から見学。桜の季節には、一面ピンク色になるんです。
この五稜郭を設計したのは、東洋のレオナルド・ダヴィンチとも呼ばれた、武田斐三郎先生。
そしてなんと、この武田先生は、みなさんがいらっしゃった愛媛県出身でいらっしゃいます!!!
愛媛にそんなすごい人が居たなんて!!とご感想をいただきましたが、武田先生は、函館のみならず、日本の発展にもとてもたくさんの貢献をしてくださった方です。
あのペリーが函館に来航された際も、英語通訳の方とのコミュニケーションがうまく行かず、オランダ語を話せる武田斐三郎が通訳として会談に同席しました。
この日はとってもいいお天気。津軽海峡の向こうには、青森県が綺麗に見えました。
みなさんがいらっしゃるまで、天気予報が気になり何度も気にする毎日でした。
というのも、数日前まで雨予報が出ていたからです。
ですがこの日は、9月中旬とは思えないほどの夏日。とにかく晴れてよかったと安堵していたのですが、、、
暑すぎました。
外ももちろん暑いのですあが、全体的にガラス張りの五稜郭タワー展望台も太陽の光が入り、もわっと、とても暑かったのです。もう夏仕様の営業ではないのでしょうか?冷房がほどんど効いていないのです。多分点けていないのでは、、、、。
用意していた保冷剤や、ネッククーラなどが、予想以上に活躍しました。
暑さもあり、きっと愛媛県からの長旅のお疲れもあったのだと思います。
お客様のお一人が体調不良になってしまいました。
そんな時にもアテンドドクターが、同行しておりますので安心です。
その2へ続きます。